柳川川下り:沖端水天宮祭り

沖端水天宮祭り(舟舞台囃子)

 沖端水天宮は、稲荷社・祇園社・水天宮の三神を祀ってあるが、稲荷社は天正15年(1587年)立花宗茂公によってまつられ、 祇園社は文化年間(1804〜1817年)に合祀、、水天宮は明治2年久留米水天宮総本社の分霊を合祀したものである。  毎年5月3・4・5の3日間、祭りが行われるが、沖端水天宮祭の特徴は、神社横の掘割に舟舞台が浮かべられ、囃子や芝居が奉納されることである。 舟舞台は、もと祇園社の祭礼のとき奉納されたもので、その頃は小舟三隻を出し、一隻に神輿を乗せ、他の二隻に囃子を乗せて余興をしながら、 御花まで上ったり下ったりしていた。水天宮が合祀されてからは、川舟六隻をつなぎ合わせて、その上に前半を舞台、後半を楽屋に、 みすで仕切って舟舞台を組み、三神丸と名付けた大きな船に仕立てた。その舟舞台で囃子を奉納するのであるが、楽器は三味線、笛、締太鼓、 つり太鼓を使う。昔は大人が演奏していたが、昭和50年8月、舟舞台ばやし保存会が結成され小中学生に継承された。囃子の調子は京風の 上品なもので、もともと祇園社に奉納されていたことから、京都の祇園祭につながるものであろうと思われる。また沖端は旧藩時代から 長崎・天草との交易の港として栄え、文化経済の交流が盛んであったので、古典的な囃子に異国情緒豊かなオランダ風の調子が交じり合い、 別名「オランダ囃子」ともいわれている。
 曲の構成は、「留り」「上り」「下り」の三つの大楽章からなっており、舟の動きに合わせて使い分けられ、「上り」は流れに逆らうので 勇壮活発。「下り」は流れにそってゆるやかであるが変化に富み、もっとも華やかである。「留り」は落ち着いた中に静けさと美しさをもつ曲である。
 この祭りには、掘割の両岸に露店商が立ち並び、水難事故から子供達を守る願いを込めて、子供連れの参拝者で大賑わいする。

開催期間 : 2008年5月3日(土)〜5月5日(月)

期間中の川下り

期間中も通常通り営業しております。
但し、16時以降は最終下船場(水天宮前)まで行けませんので、大東裏での下船となります。